年の瀬の恒例。日本ならではの風物詩、「浅草歳の市、羽子板市」に、行ってきました~。
■羽子板市
起源は江戸時代にまでさかのぼると言われています。
江戸時代、毎年この時期に、正月用品や縁起物を売る店が境内に集まり「歳の市」と呼ばれたそうです。
羽子板も正月の縁起物の一つとして売られていたそうで、その華やかさから「歳の市」の主役となりました。
そしていつしか、その呼び名も「羽子板市」として町の人々に知られるようになり、今に至ると伝えられています。
浅草寺の境内に、正月の縁起物、「羽子板」を売る露店が軒を連ねます。
その数、約30軒。売られている羽子板の数は5万本とも言われています。
もはや芸術品と言っていい、美しく魅力的な羽子板の数々。
1枚1枚が、日本の職人たちの技術の結晶です。
羽子板を購入した人には、店の人から、景気づけとして3本締めが送られます。
「よよよい、よよよい、よよよい、よいっ!」
こっちまで元気をもらえます。みんな、もっと買おうよ。
■変わり羽子板
一方で、その年の旬なネタを取り入れた、「変わり」羽子板も話題ですね。
今年は、両さん、真田丸、小池都知事とお思しき2020東京オリンピック羽子板なんかが飾られていました。
その精度のほうは微妙ですが、これはこれでこの1年を振り返るよいきっかけになりますね。
浅草歳の市は毎年12月17日から19日に開催されます。
今年はちょうど土日にぶち当たったこともあって、境内の混み具合はすさまじかった。
仲見世は一足先にお正月モードですね。
そーか、酉年なんだ…。また年をとるんだな~。しんみり…。
2017年がとびっきりいい年になるように、こっちも一足先にお参りしました。
この1年ありがとうございました。来年もよろしくお願いします、浅草寺!