稀勢の里の名を刻む力士碑 伊能忠敬も旅の無事を祈った”富岡八幡宮”

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、東京十社巡り「富岡八幡宮」です。

■深川の八幡さま

東京十社の一つ、富岡八幡宮は、東京都江東区富岡にある八幡神社です。

創建は1624年。
当時、永代島と呼ばれていた同地の埋め立てが進められました。
その際、工事が難航したことから、波除八幡とも呼ばれる横浜の富岡八幡宮から分社して、当地に八幡宮を創建したのが始まりです。



本社である横浜の富岡八幡宮は、源頼朝の創建であることから、源氏の末裔を名乗った徳川将軍家からも厚く庇護されました。

幕府の庇護のもと、この地に神社が創建されると、近隣に店が数多く立ち並ぶ門前町が形成されました。
これが、同社の最寄駅にもなっている、今の門前仲町です。通称「もんなか」ですね。

社殿は、元禄の地震や関東大震災、さらには空襲で被害を受けるなど、再建や修復を繰り返し、今の社殿は1956年に造営されたもの。
「重層型準八幡造り」と言うそうですが、確かに重厚で立派な社殿です。

■力士碑

富岡八幡宮は、江戸勧進相撲の発祥の地としても知られています。
1684年に江戸幕府から勧進相撲が許されると、富岡八幡宮の境内で本場所が開催されました。
その後、本場所は本所回向院に移っていきますが、いまの大相撲につながる土台は、この神社が作ったと言っていいでしょう。

現在も、新横綱誕生の折に奉納土俵入りなどの式典が執り行われます。
つい先日(2017年6月9日)も、ここ富岡八幡宮で「横綱力士碑刻名奉告祭」が行なわれました。
これは、当宮にある横綱力士碑に、新横綱の名前を刻む儀式。

もちろん、この日にその儀式に臨んだのは、第72代横綱にして、19年ぶりの日本人横綱、稀勢の里。
稀勢の里は、歴代横綱のしこ名が彫られている石碑に、自らのしこ名を刻みました。
「素晴らしい石碑に名前が載るのは本当に光栄。相撲の充実に向けてしっかり努力していきたい」とコメントしています。

すでに刻銘は石碑の裏面に移っていますが、このなかでは初めての日本人なんですね。
これからも充実した相撲で、優勝争いをしてほしいものです。

また、境内には、大関力士碑もあります。
こちらも同じく、歴代の大関の名前が刻まれています。
力士の手形・足形も刻まれてますので、手を当てて比べてみるのも一興ですね。

■伊能忠敬

さらに今は工事中の大鳥居の近くに、伊能忠敬の銅像があります。

伊能忠敬と言えば、はじめて日本地図をつくった江戸時代の測量家。
彼はこの近くに住んでいたそうです。
測量旅行に出発する際に必ず、この富岡八幡宮を参拝したそうです。

日本地図完成にかけた歳月は17年。
偉業を成し遂げたかげには、富岡八幡宮のご加護があったのかもしれません。

■七渡弁財天

境内には、多くの末社がありますが、なかでもパワースポットとして有名なのは七渡神社。
弁天様を祀っていることから、七渡弁天とも呼ばれています。

近くの池には、弁天様の生まれ変わりと言われる白蛇が棲んでいると言われ、目撃情報もあります。
特に縁結びにご利益があると言われています。
「弁天恋みくじ」なんてのもありますから、恋愛成就を祈る男女諸君、神だのみしてはいかが?

■基本情報

・住所:東京都江東区富岡1-20-3
・電話:03-3642-1315
・アクセス:東京メトロ門前仲町駅より徒歩3分、都営地下鉄門前仲町駅より徒歩6分
・営業時間:9:00~17:00

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