料亭「天竜膳三好」!日本の美・天竜の旬を心ゆくまま食する"三好ランチ懐石"

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日は、静岡県浜松市天竜区…天竜川のほとりへ…。
今日の夢中は、料亭「天竜膳三好」!日本の美・天竜の旬を心ゆくまま食する"三好ランチ懐石"です。

■天竜膳三好

今日は、趣味の城めぐりで浜松市の北部、天竜区の天竜川のほとりへ…。
同エリアにある徳川家康ゆかりの二俣城をめぐったら、すっかり腹ペコになりました。

…ということで、折角なので浜松天竜の名店を訪れましょう。
向かったのはこちら、料亭「天竜膳三好」です。

緑に囲まれた和風レトロな建物。時が止まったような落ち着いた雰囲気に癒されます。
2000坪の敷地に、料亭(お座敷や茶室)や枯山水庭園などがあります。この日は、その中の1室、6畳の個室に案内されました。

この日のメニューは「ランチ懐石」一品。もちろん、それをオーダーしてしばし待ちます。
窓の外には、美しい庭園が広がります。先ほど訪れた二俣城址続きの裏山を借景とした枯山水庭園…。緑の風景に癒されます。

女将さんに城めぐりで来たことを話したら、近ごろ、大河ドラマ出演の小手伸也さんや細田佳央太さんが同地を訪れたことを教えてくれました。
そんな会話も庭園の風景も楽しんでいたら、まもなく料理が届きました。

■三好ランチ懐石

こ、これは…。思わず息を飲むような美しさ。日本の美、天竜の美を表象するような美しい膳です。
これが、浜松天竜を訪れるひとを魅了してやまない、三好のランチ懐石

膳に盛られているのは、海のもの山のもの天竜のもの彩りあふれる食材たち。ざっと紹介しましょう。
胡麻豆腐。あまごくんせい、鴨、夏野菜の和物。刺身の盛り合わせ(タコ、サーモン、カツオ)。煮物(飛龍頭、寒干大根、しいたけ、にんじん、オクラ)。漬物。紫蘇(しそ)ジュース。

(膳の写真)

さらに、写真を撮っていたら、冷たい「讃岐うどん」が供されました。
「天ぷら盛り合わせ」(鮎、さつまいも、なす、かぼちゃ)も。昆布塩で食べてくださいとのこと。

(全体写真)

もう、どれから食べるか迷っちゃう…。まずは胡麻豆腐をひと口、この甘とろな味わいは純日本風…。
さらに日本食代表の煮物も絶品。しっかりと味の染みた椎茸が美味い…。「飛龍頭」(ひりゅうず)ってはじめて聞きましたが、関東で言う「がんもどき」。近くで採れた筍が入っていてシャキシャキ食感を楽しめました。

(胡麻豆腐、煮物)

膳にちょこんと置かれた屋形船の木工細工…。屋根を持ち上げると中に「あまごの薫製」が入っています。
これが燻された香りたっぷり…噛むとあまごの苦みが広がりました。浜松は海にも面しています。海のもの…刺身も美味。なんて贅沢な土地なんでしょうか。

(あまごの薫製・鴨・和え物、刺身)

■続・三好ランチ懐石

さらに天ぷらの盛り合わせは、鮎、さつまいも、なす、かぼちゃ。昆布塩でいただきます。
鮎の天ぷらって珍しい…。稚鮎でしょうか、小ぶりでフレッシュな苦みを楽しめました。

(天ぷら)

讃岐うどんはさっぱり。麺はツルツルで潤いたっぷり、しっかりとしたコシがあります。
汁は鰹節系の出汁ががっつり効いたとろみのある汁。これがよく麺と絡みます。暑い日にぴったりの涼麺です。

(讃岐うどん)

すっかり天竜膳に魅了されていると、ご飯ものが届きました。ふたを上げたら湯気が立ちました…。
「鮎ご飯」です。これが超絶に美味しかった…。程よい苦みと塩味、ホクホクの食感。天竜、最高です…。

(鮎ご飯)

最後は水物。食後のデザートは、器も中身も綺麗な「甘酒のゼリー」です。
ほんのりと香る甘酒の風味、寒天ゼリーの食感と相まって、食後に清らかな風が吹き込みました。

(甘酒のゼリー)

最高の雰囲気と最高の食…日本の美、天竜の旬をたっぷり堪能できました。
今日の夢中は、浜松天竜の料亭「天竜膳三好」。ときを忘れて癒しのひとときを味わえるランチ懐石でした。

ありがとう、天竜膳三好! ありがとう、ランチ懐石!

■基本情報

名称:天竜膳三好
住所:静岡県浜松市天竜区二俣町二俣932
アクセス:天竜浜名湖鉄道「二俣本町」駅から徒歩5分、または浜松から車
営業時間:11:30~22:00
定休日:火曜日

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