隅田川ウォークから浅草神社へ 東京福めぐり”浅草神社”

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、東京福めぐり、隅田川沿いを歩いて蔵前から浅草へ、「浅草神社」です。

■東京福めぐり

「東京福めぐり」とは、都営浅草線の沿線にある8つの神社をめぐり、各神社の特別印を集める開運散歩です。
ホームページでは「八社開運さんぽ」とも書かれています。

今回は、前回訪れた「鳥越神社」の近く蔵前橋から、隅田川沿いを歩きながら「浅草神社」に向かいます。

■隅田川ウォーク

東京福めぐり。前回訪れた「鳥越神社」の近くを流れるのが隅田川。
蔵前の名前の由来にもなった「浅草御蔵跡碑」があるのが、隅田川にかかる「蔵前橋」です。

ここから隅田川沿いを歩いて浅草を目指します。
まだ肌寒い冬の休日ですが、景色を楽しみながら歩くと、心なしかポカポカしてきます。

前方の対岸に見えるのが東京スカイツリー。
その橋の下を水上バスがくぐり抜けようとしています。
東京都観光汽船が運航する水上バスは、浅草やお台場など東京の名所を水上で結んでいます。

水上バスを追いかけるように歩みを進めると、目の前に見えてきました黄金の炎のオブジェ。
正式名称は「フラムドール(フランス語で金の炎)」。全長は44メートル、重さは360トンだそうです。
昨年(2017年)11月にリニューアルのため姿を消してネットで話題となりましたが、ピカピカになって帰ってました。

そのオブジェに最も近い赤い橋が「吾妻橋」。この近くに水上バスの発着所も地下鉄「浅草駅」もあります。
ここから目的地の浅草神社に向かいます。

■浅草・雷門

休日の浅草はいつ来ても混雑しています。
そりゃそうだよね。ザ・ニッポン、ザ・江戸の風景・風情が楽しめる浅草。国内外の観光客がいっぱいです。

その代表がこちらでしょう。おなじみ「雷門」!ひとが多すぎて正面から撮れない…。

あまり見たことが無いかもしれないのが、雷門の提灯の後ろ側。こんなんなってます。

仲見世をとおって、次はこの景色を楽しみましょう。浅草寺と五重塔。
これもザ・ニッポン、ザ・江戸。自撮りする皆さん、自撮り棒はほかの人の迷惑にならないようにね。

■浅草神社

目指す浅草神社は、多くのひとで賑わう浅草寺の右隣り。
自撮りする観光客の皆さんの喧騒から離れて、多少は落ち着いた印象です。それでも多くのひとが参拝しています。

浅草神社は以前、浅草七福神巡りでも訪れました。
その起源は推古天皇の頃にさかのぼります。檜前浜成・竹成兄弟が、江戸浦(いまの隅田川)で漁をしていたところ、網に人型の像がかかりました。
不思議に思った兄弟が郷土の文化人の土師中知に相談したところ、「これぞ聖観世音菩薩の尊像」として、自宅を寺に改めて供養しました。これが浅草寺の起源であり、その仏像が浅草寺本尊の聖観音像です。

なお、明治維新の神仏分離令により、「寺」の浅草寺と、「神社」の浅草神社とに分かれました。
「三社祭」で有名な浅草神社は、「三社様」として崇拝されていますが、この三社というのは、上記三人を神として祀っています。

この浅草神社ですが、隠れたパワースポットがあります。
それがこちら、笹草神社の鳥居をくぐった右手にたたずむ「夫婦狛犬」です。

赤い相合傘の下で中むつまじく寄りそう夫婦の狛犬。その表情は心なしか微笑んでいるように見えます。
こちらは恋愛成就や良縁、夫婦和合にご利益があるそうです。もちろん、心を込めてお参りしましたよ~。

さてさて、隅田川ウォークからの浅草神社参拝。
江戸の風情を存分に楽しめるぶら歩きでした。

ありがとう、隅田川! ありがとう、浅草神社!

■基本情報

名称:浅草神社
所在地:東京都台東区浅草2-3-1

アクセス:浅草駅から徒歩6分
営業時間:参拝時間24時間、ご朱印受付9:00~16:30

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