大政奉還150周年!ゆかりの”人”を巡る旅 
西郷隆盛と上野公園

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、大政奉還150周年!ゆかりの”人”を巡る旅、西郷隆盛と上野公園です。

■大政奉還150周年!ゆかりの”人”を巡る旅

今年(2017年)は、江戸から明治へと時代の舵を大きく切った大政奉還から150年目となる記念すべき年です。
現在、個人的に勝手な記念イベント『大政奉還150周年!ゆかりの”人”を巡る旅』を絶賛開催中です。

今回は、維新の英雄・西郷隆盛と、その有名な銅像が建つ上野公園を紹介します。



■西郷隆盛

西郷隆盛は、明治維新を成し遂げた英雄の一人。薩摩藩の武士であり、軍人・政治家です。

西郷隆盛は1828年、薩摩藩士の西郷吉兵衛の長男として誕生しました。
西郷家は薩摩藩の下級武士でしたが、隆盛が藩に提出した愛農思想「国の根本は農民である」の建白書が藩主・島津斉彬(なりあきら)の目にとまり、1854年、藩主に目通りが許される庭方役に抜擢されます。

斉彬の急死後、久光と折りが合わず、2度の遠島の憂き目に合いながらも、1864年に藩政に復帰。
京都で起きた蛤御門の変では、久坂玄瑞らが率いる長州藩を粉砕しました。

1866年、坂本龍馬立会いのもと、長州藩の木戸孝允(桂小五郎)と、歴史的な和解となる「薩長同盟」を締結。
翌年、徳川慶喜が大政奉還を行うと王政復古のクーデターを敢行しました。

1868年の戊辰戦争では東征大総督府参謀として、勝海舟との会談において、幕府側の降伏条件を受け入れて、総攻撃を中止。江戸城の無血開城を実現しました。

■明治維新後

維新後、参議、陸軍大将等に就任しますが、1873年、西郷が主張する「征韓論」が新政府に退けられると辞表を提出し鹿児島に戻りました。

1877年、鹿児島で挙兵(西南戦争)。熊本、宮崎で政府軍と戦いますが、最終決戦となった鹿児島・城山決戦で政府軍に包囲されるなかで自刃。

その豪放磊落な性格は多くのひとに愛されました。
明治天皇は西郷の死を聞いたとき、「西郷を殺せとは言わなかった」と漏らしたと言われています。

享年51歳。墓所は鹿児島市の南洲墓地。
身長は五尺九寸八分(181.2cm)、体重は二十九貫(108.7kg)の巨漢でした。

■上野公園の西郷隆盛像

西郷隆盛といえば、上野の西郷隆盛像が有名です。
多くの人がこの上野公園にある、犬を連れた浴衣姿の西郷の銅像を思い浮かべるのではないでしょうか。

そもそもなぜ上野公園に西郷隆盛像があるのでしょうか?
それは、この上野の地が、西郷が幕府軍と戦ったゆかりの深い場所だからです。

西郷と勝海舟が江戸城の無血開城に合意した後、これに反発する徳川家の家臣たちは彰義隊を結成して、ここ上野の寛永寺で挙兵しました。
これを鎮圧したのが、西郷らが率いる新政府軍です。

現在の上野公園の西郷隆盛像がある場所は、西郷が軍勢を率いて攻め込んだ場所だとされています。

西郷隆盛像から少し歩くと、旧寛永寺の五重塔があります。
ちなみに寛永寺は徳川家の菩提寺で、徳川歴代15将軍のうち6人が眠っています。

そんな徳川縁故の地に、徳川の時代を終わらせた薩摩の英雄の銅像があるというのも因縁めいていますね。
この西郷の銅像が起工されたのは明治26年ですから、江戸から明治へ、時代が変遷したことの象徴としての意味合いもあったのかもしれません。

ちなみに、その近くにはパンダの赤ちゃん「シャンシャン」誕生で沸く上野動物園もあります。この辺りは、絶好の散策ポイントになっていて、多くの人でにぎわっています。

■「夫はこんな人じゃなかった」

さて、この西郷隆盛像については、いろんなトリビアなネタがありますので、いくつか紹介しましょう。

まずは、この銅像を見た西郷の妻が、「夫はこんな人じゃなかった」と取り乱したという話し。
その理由は西郷の浴衣姿。今見ると親近感のある浴衣姿ですが、「人前に浴衣で出るような失礼な人ではなかった」とショックを受けたようです。
実は、もともとは陸軍大将の正装にする予定でしたが、さすがに西南戦争で明治政府に反乱を起こした人物。猛反発にあってこの姿になったようです。

また、西郷隆盛が連れている犬は、生前に飼っていた薩摩犬・ツンがモデルです。
大の犬好きだった西郷は、ツンとよく山登りとか狩りをして楽しんだみたいですね。

最後にもう一つ。西郷隆盛像を制作したのは高村光雲という有名な彫刻師。
この人は「智恵子抄」で有名な詩人・高村光太郎の父親です。光太郎もこの銅像づくりの場面に立ち会ったのでしょうか…?

■西郷どん

…といういろんな逸話(?)も残る西郷隆盛ですが、いよいよ来年(2018年)、大河ドラマ「西郷どん」が始まります。

西郷隆盛を演じるのは大河ドラマ初出演の鈴木亮平、盟友・大久保利通を演じるのは瑛太。
西郷の3人目の妻にして、後に上野公園で銅像を見て取り乱すことになる糸には黒木華。残念ながら(?)、取り乱す場面はドラマでは出ないでしょう。

原作は林真理子さんなんですね。どんな風に西郷を描いているんだろう…。興味がわきます。


西郷どん!(上)/林真理子

西郷隆盛も上野公園も、ますます注目が増しそうですね!

ありがとう、西郷隆盛!大河ドラマ「西郷どん」、楽しみにしてます!




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