ノスタルジックな蔵の城下町、春の小江戸・川越をぶら歩き

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、春の小江戸・川越をぶら歩きです。

■小江戸川越

「小江戸」と呼ばれる街はいくつかありますが、たぶん一番メジャーなのは川越
埼玉県川越市ではないでしょうか。

今日は、まだ桜の香りが残る小江戸・川越をぶら歩き
実は館長ふゆき、はじめての川越上陸。
駅で手に取った「川越MAP」を片手に、わくわくしながら街歩きに繰り出しました。

川越駅を降りて、クレアモールというショッピングモールを北へ。
賑やかな通りを1㎞ほど歩くと、目の前に突然、蔵造りの街並みがあらわれました。

城下町の面影が色濃く残る古い街並みに、時計が逆回転していくみたい。
これが「小江戸」と言われる所以ですね。さあ、小江戸の旅を楽しみましょう。

■時の鐘

小江戸・川越のぶら歩きは見どころが盛り沢山。
レトロな街並みを散策しているだけでも楽しいのですが、其処彼処に絶対に外せない観光スポットがあります。

まずはここ。「時の鐘」
小江戸川越のシンボルともいえる鐘楼です。

時の鐘が建設されたのは江戸の初期。徳川譜代・酒井忠勝が川越城主の治世と言われています。
その後何度か焼失して、現在の時の鐘は明治に再建されたもの。

高さは16mあります。
現在1日に4回、午前6時・正午・午後3時・午後6時に、その鐘の音を響かせています。

ちなみに、この塔をくぐるとそこは薬師神社の境内です。
この神社は、五穀豊穣、病気平癒、特に眼病にご利益があると言われています。

■菓子屋横丁

「時の鐘」の北西に、もう一つの定番スポットがあります。
それが「菓子屋横丁」です。

お菓子がなんで小江戸なの?って思ったあなた、ここも立派な小江戸なんです。
そもそも、この菓子屋横丁の始まりが江戸時代、鈴木藤左衛門なる人が江戸っ子好みの気取らない菓子を製造しようとしたことをきっかけとしています。

その後、のれん分けで周囲に菓子屋が増えていったんですね。
だから、ここの手作り菓子は、江戸時代の伝統を受け継ぐ味。ジャンボ麩菓子なんてのが売ってあったけど、これも江戸の味?

そうした歴史もあり、また石畳の街並みもあり、「小江戸」にふさわしいノスタルジックな観光スポットとなっています。

■川越城本丸御殿

そんな小江戸の風情を今に残すのは、川越城の存在があったからです。
川越は徳川時代、北への要衝として、幕府の有力な大名によって治められました。

川越城を治めたのは、酒井忠勝、松平信綱、柳沢吉保など、いずれも老中や大老を務めた幕府の重鎮。
それだけ重要な拠点だったということでしょう。当然、城下町も賑わったはずです。

その一端を知ることができるのが、川越城本丸御殿です。
東日本では唯一残る本丸御殿遺構。それだけで、城マニアにはたまりませんね。

今は当時の城郭の一部しか残っていませんですが、それでも当時の威容を計り知るには十分。
だって、玄関を入って目の前の広間が36畳、「使番詰所」なる控室が13畳半。「坊主部屋」なるよく分からない部屋が11~12畳、それも複数。

庭も広大だし、風情があります。庭の桜はまだ春を楽しむかのように花を咲かせていました。
江戸の時代も、桜を愛でながら酒盛りしたのかなぁ…。

いやぁ、小江戸・川越の旅、とても楽しかったです。
街歩き好き&歴史好きにはいいかも…。小江戸とか小京都の旅、これからも要チェックですね。

ありがとう、川越! ありがとう、小江戸!

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