祭りのあとの”戻り竿燈”! 天まで届く”曲がり”の妙技、実力派たちの感謝の舞い!

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、秋田竿燈まつり終演のあとの隠れた見どころ、「戻り竿燈」を紹介します。

■秋田竿燈まつり

大いに盛り上がった秋田竿燈まつり。
好天にも恵まれ、4日間の人出は131万人にも上ったそうです。

昨年を1万人下回りましたが、前月の大雨の影響で県内客が伸び悩んだことが要因とみられています。
月末には、同県の大曲で有名な花火大会もありますので、1日も早い復興を願うばかりです。

今年は、過去最多の282本の竿燈が祭り会場の竿燈大通りに繰り出し、沿道を埋めた大勢の観客に「光の稲穂」を披露してくれました。
※そのときの記事はこちら

■祭りのあと

実は、この秋田竿燈まつり。祭りの後も楽しめるんです。
それが「戻り竿燈」と呼ばれるもの。

竿燈は、祭りを終えると、それぞれの町内に戻りますが、そのときも、笛や太鼓を鳴らしながら、賑やかに行進していきます。

そして、各町内にたどり着くや、地元の人々と祭りの余韻を味わうかのように、そこで再び竿燈を上げるのです。

ちょうど秋田駅前には、JR東日本の竿燈会と西武秋田店の竿燈会が、この「戻り竿燈」の演技を披露していました。

この2チーム、実力派揃いなんです。
JR東日本の佐藤さんが個人戦優勝、西武秋田店の鈴木さんが個人戦準優勝!
今年のワンツーの演技を目の前で堪能できました。

「本日の主役」を示す優勝のタスキをつけた2人が、その御仁です。

竿燈の提灯にも、「個人優勝」の文字がおどっていました。

■曲がり

本会場ではなかなか披露できない、「曲がり」の演技は圧巻。

竹をどんどん継ぎ足していって、あわやアーケードの天井にぶつかるのではないかと思うほどに、竿燈を伸ばしていきます。

2本の曲がった竿燈が、あわや衝突するかのようにすれすれに近づく様は、迫力満点。

個人優勝の佐藤さんも「曲がり」の演技を披露します。
曲がりしなった竿燈を腰に乗せながら、優雅に扇子を振ります。

見事な技の競演に、観客から大きな拍手が湧き上がっていました。

素晴らしい演技でした!お疲れのところ、有難うございました。
戻り竿燈は、会場まで足を運べない地元の街の人たちへの、感謝の舞いなんでしょうね。
祭りのあとまで楽しめる秋田竿燈まつりでした。

感動をありがとう、竿燈まつり!おめでとう、佐藤さん&鈴木さん!

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