北東北と日本海の魅力を堪能!リゾートしらかみに乗って五能線の旅

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、日本海の雄大な車窓を楽しむ五能線の旅です。

■五能線

弘前の絶景桜を堪能して、旅は次の目的地へ。
…といっても、その移動自体が、次の旅の目的です。

五能線。リゾート列車「リゾートしらかみ」に乗って、ローカル線の旅を楽しみます。


(リゾートしらかみ くまげら編成)

五能線は、ローカル列車の旅ランキングなどでいつも上位に名前があがる人気の路線です。
五能線は、青森と秋田とを、日本海の海岸線沿いに敷いたレールでつなぎます。
その魅力は、車窓から望むことのできる美しい景観。雄大な「日本海」の車窓と、世界自然遺産「白神山地」の景色を満喫できます。

五能線の旅に人気の列車が、全席指定の観光列車「リゾートしらかみ」です。
五能線の車窓を存分に楽しめるように、座席の窓が大きめにつくられています。
また、景勝エリアでは徐行運転してくれたり、車内で「津軽三味線」の演奏があったり(一部列車)、観光客にうれしい心遣いがたっぷりです。

弘前から秋田まで、4時間40分(!)の列車の旅。
車窓を楽しみながら、のんびりと行きましょう。

■リゾートしらかみ

リゾートしらかみに乗車すると、一人一人に乗車証明書が配られます。
ちょっとうれしいサービスですね。乗車日が押されるともっとうれしいかも。

弘前からしばらくの間は、野山や田園風景のなかを列車はゆっくりと走ります。
しばらくすると、車内で「津軽三味線」の生演奏がはじまりました。
演奏は五所川原駅から鯵ヶ沢駅の間。五能線の車窓をバックに、テンポのいい津軽三味線の音が鳴り響きました。

津軽三味線の演奏が終わると、列車はいよいよ日本海の海外線に突入します。
ちなみに、こんな車窓が楽しめます。

■千畳敷海岸

列車から眺めるだけではなく、この「リゾートしらかみ」は観光スポットで停車をしてくれます。
それが「千畳敷海岸」駅。15分ほど停車時間があるので、駅からすぐ近くの千畳敷海岸に足を伸ばすことができます。

千畳敷海岸は、地震による隆起や荒波による浸食によりつくられた岩棚が広がる海岸です。
独特の形をした奇岩・巨岩が多く、この地の殿様がその景観を物珍しがり、千畳の畳を敷いて酒宴を催したのが地名の由来なんだとか。

水平線に夕陽が沈む光景が美しい名勝地としても有名です。今度は、日本海に沈む夕陽を観に来たいな。

さらに日本海の絶景が車窓に広がります。

■深浦

途中、深浦駅で行き違い列車の待ち合わせのため停車。
その列車とは、「リゾートしらかみ」橅(ぶな)編成でした。カッコいいな、緑色も…。

ここでおもむろに、弘前駅で購入していた駅弁を開封。
津軽のいかめし「漁火(いさりび)弁当」をぱくり。ムチャうまっ!
海の香りがします。もちろん、お供は日本酒です。

■世界の車窓から

ご機嫌になったテンションのまま、深浦から秋田まで、さらに車窓の絶景を楽しみます。…これも、日本酒をお供に(コホン…)。

ビューティホー…。あっという間の4時間40分。
最初は正直寝ちゃうんじゃないかと思ったのですが、まったく眠気もおきず、体温高めのまま終着駅の秋田に到着したのでした。

この「リゾートしらかみ」のすごいのは、車窓やサービスだけでなく、そのお値段。
乗車券以外は、座席指定券520円のみ。太っ腹すぎない?

ほんと存分に堪能しました。
ありがとう、リゾートしらかみ! ありがとう、五能線!

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