”初音ミク”に”ずーしーほっきー”。新幹線はやぶさに乗って北海道へ。

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、北の大地・北海道の函館の街をぶら歩きです。

■北海道新幹線

はるばる行ってきました、函館へ。
北海道は何回か行きましたが、北海道新幹線での訪問は初めて。

所要時間は東京駅から終着の新函館北斗駅まで4時間超。
世のなか一般的には、3時間台までだと新幹線優位、4時間を超えると飛行機優位と言われています。
ただ、旅情を味わうという意味では、鉄道に揺られていく旅は特別ですよね。
車窓も楽しめますし。初めての場所はなおさら、ゆっくりと景色を楽しみながら訪れたい気がします。
今回は、北海道新幹線で青函トンネルをくぐりたいという野望(?)もあって、迷うことなく新幹線を選択しました。

東京駅で北海道新幹線はやぶさ号に乗ります。
国内最高速度の時速320kmで営業運転する、まさに「はやぶさ」のような新幹線です。
(それでも4時間を超えるんですね。)

個人的には、このエメラルド・グリーンのボディ・カラーが好きです。
ボーカロイドの初音ミクを彷彿させることから、列車愛称名を募集した際、「はつね」が大きく票を集めました。
「はつね」という言葉の響きは美しいと思いますが、理由がこれでは選べないでしょうね。

■海峡トンネルを通過

さて、列車に揺られながら、盛岡にたどり着いたところで、すでに3時間を経過。
たしかに、3時間も経つと、何とも言えぬ疲労感が心身ともにのしかかります。

八戸、新青森を経て、いよいよ青函トンネルに突入です。
トンネルに入る前に、青函トンネルを紹介する社内アナウンスが流れます。全長が約54kmあることや、所要時間が25分であることなど。
ちなみに、トンネルを抜けた後も、北海道の紹介アナウンスがあり、旅情を盛り上げてくれます。

ただ、青函トンネル自体は車窓も楽しめない無味乾燥な25分。
それでも、来る北海道の大地への期待もあって、意外に負担もなく過ぎました。

■新函館北斗駅

そして、ついに来ました、北の大地、北海道!
新幹線は、北海道ののどかな田園風景のなかを走り抜けて、終着駅の新函館北斗駅へ。

新函館北斗駅は、もともとは「渡島大野(おしまおおの)」駅という無人駅でした。
それが北海道新幹線のルートとして一気に株が急上昇。
日本最北端の新幹線駅として、立派な駅舎もできました。もちろん有人駅です。

ちなみに、こちらも「はやぶさ」同様、命名にあたってはひと騒動ありました。
もともとの仮称は「新函館駅」でしたが、これに猛烈に反発したのが北斗市側。
実は、この新函館北斗駅、「函館」の名が付いているものの、所在地は北斗市なんですね。

確かに駅舎のなかには、北斗市の観光案内所やアンテナショップがあります。
観光案内所には北斗市の公式キャラクター「ずーしーほっきー」のパネルも鎮座しておりました。
この気持ち悪い生き物はなんだろうと思った方のために補足しますと、北斗市特産のホッキ貝の握りずしをモチーフにしています。

駅名の方は、すったもんだがありましたが、函館と北斗の両方を取り入れえるという平和的な解決のもと、新しい新函館北斗駅が誕生しました。

ただ、すでにお話しのとおり、もともとは無人駅の渡島大野駅。
まわりは見渡す限りの田園風景。たぶんこれからの街なんでしょう。

…ということで、「はこだてライナー」に乗って、今回の旅の目的地、函館駅に向かいます。
ごめんね、ずーしーほっきー。今度、ゆっくり来れるときにホッキ貝の握りずしをいただきます!

つづく。

ブログランキングに参加しています!

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事