京都・伏見稲荷大社(前編)!千本鳥居の他にも見どころいっぱい

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、京都伏見の人気観光スポット、伏見稲荷大社へ。
伏見稲荷と言えば、千本鳥居だよね…と思ったら、実はまだまだ奥深い魅力がここにはありました。

今日は、伏見稲荷大社の魅力を巡るぶら歩きにでかけましょう。

■楼門から本殿へ

全国に3万社もある稲荷神社の総本山、伏見稲荷大社
千本鳥居だけでなく、まだまだ見どころはたくさんあります。

はじめに参拝者を迎えてくれるのは「楼門」です。
神社の楼門としては最大規模。1589年、豊臣秀吉により建立されたと言われています。

楼門前には狛犬ならぬ「狛キツネ」。向かって右は「玉」、左は「鍵」をくわえて鎮座しています。
境内にはほかにもいろんなキツネがいるので、キツネめぐりをするのも楽しいかも。

 

楼門を通って「本殿」へ。まずはここでお参りしましょう。
この本殿は、応仁の乱(1468年)によって一度焼失されたものの、1499年に再興されました。それにしても優雅な佇まいですね…。

その本殿の奥にあるのが、その名も「奥宮」
かつてはここには回廊が存在したという記録もあるのだとか。こじんまりとした造りながらも、神秘的なパワーを感じます。

■千本鳥居

奥宮から奥社奉拝所までを結ぶ道に、ずらりと連なる朱塗りの鳥居。
これが「千本鳥居」です。

最初の方は大型の鳥居が並びますが、途中から小型の鳥居がすき間なく並ぶ参道に。
道が2つに分かれますが、右側が奥社方面へ向かう道、左側が戻る道です。

それにしても、どこまでも鳥居が連なる姿は圧巻です。
なんでこんなに鳥居があるのかというと、江戸時代に願いごとが「通る」という意味から、鳥居を奉納する習慣が広まったことによるものだとか。祈りと感謝の参道なんですね。

■奥社、おもかる石

千本鳥居を抜けると「奥社奉拝所」があります。
神々が宿るとされる稲荷山のふもとに鎮座する、伏見稲荷大社の奥社。
ここでは、白狐の顔の形をしたユニークな絵馬を奉納できます。鳥居はさすがに奉納できないから、絵馬に思いを書き入れて奉納しましょう。

奥社本殿の後ろに、有名な「おもかる石」があります。
願いごとをしてから、石灯籠の上にのる球石を持ち上げ、予想より軽ければ願いがかなうのだそう。
やってみました。ムムっ…。思いのほか重いぞ(苦笑)。

伏見稲荷の参拝と言えば、ここから引き返すのが一般的。
ですが、この奥社の後ろには、神々しい稲荷山がそびえたっています。

奈良時代に、稲荷大神が降り立ったとされる稲荷山。
この山をぐるりと参拝する「お山めぐり」という巡礼コースがあるのです。
標高233メートル、一周4キロ、所要2時間ほど…。

実は、フォトジェニックな千本鳥居の撮影スポットを探して、行ったり来たりで相当歩いています。
すでに疲れ気味ですが、ここで引き返したら、街あるき好きの名がすたる(?)。
よし、登ってやろうじゃありませんか、稲荷山!いざ、「お山めぐり」へ!

続く。(→後編はこちら。)

■基本情報

名称:伏見稲荷大社
所在地:京都府京都市伏見区深草藪之内町68

アクセス:JR「稲荷」駅から徒歩すぐ、京阪「伏見稲荷」駅から徒歩5分
営業時間:終日参拝可能

ブログランキングに参加しています!

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事