2017年5月6日放送のフジテレビ系「もしもツアーズ」で、亀戸天神社と根津神社が紹介されていました。
いずれも、ついこの間、東京十社巡りのたびで訪れたばかりですので、なんか嬉しいです。
■もしもツアーズ
「もしもツアーズ」では、「各所で開催!都内3大花祭りツアー」という企画で、ご一行がここを訪れていました。
当ブログ「夢中図書館」でも紹介してあるとおり、この2つの神社、いずれも江戸の時代から花の名所。
亀戸天神社は「藤」の名所、根津神社は「つつじ」の名所です。
それぞれ「亀戸天神 藤まつり」(5/7まで)、「文京つつじまつり」(5/5まで)が開催されます。
番組では「ゴールデンウィーク最終日が満開」とうたっていましたが、さすがにこの時期、花の盛りは過ぎています。
ちなみに「3大花祭り」として、もう一つ紹介されていたのが、東京西部の立川市にある国営昭和記念公園の「フラワーフェスティバル」。
こちらは菜の花が紹介されていましたが、ホームページを見ると、こちらも盛りを過ぎている模様。
ロケ日と放映日の都合なのでしょうが、「花祭り」の特集は難しいですね。
それでも国営昭和記念公園はネモフィラやシャーレーポピーが見ごろみたいですし、
亀戸天神や根津神社は、花の盛りは過ぎても、下町のぶら歩きは楽しいですし、江戸の風情を随所に楽しめます。
ゴールデンウィークの花祭りに限らず、訪れてみてはいかがでしょうか。
なお、過去記事は「夢中図書館」に保存してありますので、ご関心のある方は手に取ってください。
■亀戸天神社
過去記事は以下をクリックしてご覧ください。
『東京十社巡り「亀戸天神社」。花の香りと江戸の風情を楽しめる下町の天神様。「亀戸の藤」は4月下旬からGWが見ごろです!』
亀戸天神社は、学問の神様・菅原道真を奉祀する神社で、九州の太宰府天満宮に対して、東の宰府とも言われています。
池にかかる3つの橋は、過去、現在、未来をあらわし、橋を渡るたびに心が清められるといわれています。
番組でおすすめスポットで紹介されていましたが、太鼓橋と東京スカイツリーの眺めは絶景です。
番組では、歌川広重が浮世絵で描いた太鼓橋を紹介していましたが、合わせて、この影響を受けた印象派画家モネが「睡蓮の池」という作品を描いたことも紹介されていました。
江戸から現代、亀戸からフランスへ、文化は時も国境も越えるんですね。
ちなみに、このネタを紹介したのはジャニーズ千賀くんです。勉強になりました!
■根津神社
過去記事は以下をクリックしてご覧ください。
『東京十社巡り「根津神社」。江戸城の北の守り神は3千株のつつじが咲き誇る花の名所。強運と縁結びのパワースポットを歩く。』
江戸城の真北を護り、震災や空襲を乗り越え、江戸時代の建築を残す「強運の神社」。
本殿だけでなく、縁結びにご利益のある乙女稲荷神社や千本鳥居なども楽しめます。
番組では、これまたジャニーズの千賀くんが、豆知識として千本鳥居を紹介してくれました。
この千本鳥居、鳥居をくぐるたび、願いが「通る」という思いが込められているんだって。
教えてくれてありがとう、千賀くん!
繰り返しになりますが、これから訪れる方は、花のピークは過ぎていることにご留意ください。
ただ、太鼓橋にしろ千本鳥居にしろ、江戸の昔からの趣には翳りはありません。
訪れる方は、江戸の風流と下町の人情を楽しんでみてはいかがでしょうか。
なんか、もしもツアーズの訂正をしてるみたいになりました(苦笑)。
でも、素敵な名所を取り上げてくれてありがとう、もしもツアーズ!豆知識ありがとう、千賀くん!
東京十社巡りポータルはこちら。