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館長のふゆきです。
そのときどきの「夢中」をとり揃える――夢中図書館。
この「街あるき館」では、街の気になるスポットやグルメなど、その街ならではの「夢中」を紹介しています。
今日の夢中は、瑠璃色の輝きに包まれて。秋田・田沢湖で「永遠の美」と「懐かしさ」に出会う旅です。

■瑠璃色の輝き「田沢湖」観光
今回の街歩きは、秋田新幹線こまちに乗って、みちのく秋田へ遠征。
訪れたのは、秋田県が誇る神秘の湖、田沢湖(たざわこ)です。
日本で最も深い、最大水深423.4mを誇る田沢湖。
その水面は季節や光の加減で、深い藍色から鮮やかな瑠璃色へと表情を変えます。
今回は、そんな神秘的な湖畔に点在する、絶対に訪れてほしい3つのスポットをご紹介します。


1. 湖面に浮かぶ朱色の鳥居が幻想的!「御座石神社」
まず訪れたのは、湖の北岸に位置する「御座石神社」(ござのいしじんじゃ)」。
この社名は、かつて秋田藩主の佐竹義隆公が、湖畔の平らな石に腰かけて景色を眺めたことが由来だそうです。
なんといっても目を引くのが、湖にせり出すように立つ朱塗りの鳥居。
透き通るような青い水面と、鮮やかな赤のコントラストは、思わず息を呑むほどの美しさです。

朱塗りの鳥居の近くには、1本の木から7種類の木が生えた「七色木」(なないろぎ)や、後ほど紹介する「たつこ姫」が自分の姿を映したと言われる「鏡石」もあり、神秘的なパワーを肌で感じることができます。

2. 永遠の若さを願った美しき象徴「たつこ像」
湖畔をさらに進むと、波打ち際に金色に輝く乙女の像が現れます。
これが、湖の西岸に立つ田沢湖のシンボル、「たつこ像」です。

伝説によると、かつて類まれな美貌を持つ辰子という娘が、その若さと美しさを永遠に保ちたいと百夜の祈りを捧げました。
しかし、お告げ通りに泉の水を飲み続けると、彼女の姿は大きな龍へと変わりました。龍となった辰子は、田沢湖の主となり湖底深くに沈んでいったと伝えられます。
太陽の光を浴びてキラキラと輝くその姿は、どこか切なくも神々しい雰囲気。
背後に広がる深い青色の湖が、黄金の像をより一層引き立ててくれます。田沢湖屈指の撮影スポット。あなたもたつこ像と一緒に永遠の若さを祈ってみませんか?


3. 時が止まったようなノスタルジー。「思い出の潟分校」
最後に訪れたのは、湖から少し離れた場所にある「思い出の潟分校」(かたぶんこう)。
昭和49年に廃校となった「生保内(おぼない)小学校潟分校」が当時の姿のまま保存・公開されています。
一歩足を踏み入れると、そこは昭和の懐かしい世界。木造の校舎、小さな机や椅子、黒板……。
窓から差し込む柔らかな光が、かつてここで学んでいた子供たちの笑い声を運んでくるようです。

廊下を歩くたびに「ギシッ」と鳴る木の音や、古い校舎特有の香りが、大人たちの忘れかけていた「童心」をくすぐります。
フォトジェニックな写真が撮れるスポットとして、SNSでも密かに注目を集めているのだとか。昭和時代に小学生だった皆さんにはぜひ訪れていただきたいスポットです。

田沢湖の旅は、自然の雄大さと、古き良き日本の風景を同時に味わえる贅沢な時間でした。
青く澄んだ湖を眺めながらドライブし、歴史ある神社で願いをかけ、懐かしい校舎で一休み。そんな「心の洗濯」ができる田沢湖の旅へ、あなたも出かけてみませんか?
今日の夢中は、瑠璃色の輝きに包まれて。秋田・田沢湖で「永遠の美」と「懐かしさ」に出会う旅でした。
ありがとう、田沢湖! ありがとう、御座石神社&たつこ像&潟分校!
■基本情報
【御座石神社】
住所:秋田県仙北市西木町桧木内相内潟1
営業時間:24時間
【たつこ像】
住所:秋田県仙北市西木町西明寺潟尻
営業時間:24時間
【思い出の潟分校】
住所:秋田県仙北市田沢湖潟一ノ渡222−8
営業時間:9:00~16:00
定休日:火曜日


