千年の杜(もり)に癒される”関東の出雲さん”出雲大社相模分祀

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、関東でお参りできる出雲大社、その相模分祀をお参りです。

■出雲大社相模分祀

出雲大社と言えば島根県ですよね。一度お参りしたいんだけど、さすがに島根県は遠い…。
そんな関東の方におススメなのが、神奈川にある出雲大社。神奈川の秦野市に「関東の出雲さん」と呼ばれる神社があります。
今日はその「関東の出雲さん」、出雲大社相模分祀に行って参ります。

「分祠」とは本社から神様を「分霊」して祀っているお社です。
神様は分霊しても元の神霊に影響はなく、分霊も本社と同じご利益をもたらすとされています。

出雲大社相模分祠は、1888年(明治21年)に、島根の出雲大社の分霊をこの地に祀ったのがはじまりです。
当初は、現在の地から離れた渋沢峠にあったようですが、1975年(昭和50年)に遷座しました。
なんでも、島根県の本社から見て、ここ相模分祀はほぼ真東にあるのだとか。これはご利益がありそうですね。

■関東の出雲さん

それでは、「関東の出雲さん」、出雲大社相模分祀をお参りしましょう。

秦野駅から住宅街と畑のなかをテクテク歩いていくと、目の前に立派な社が現れました。
鳥居には由緒ある「出雲大社」の文字が刻まれています。

拝殿も、小さな出雲大社と言って支障ない、立派な造りです。
もちろん御祭神は本社と同じ、大国主命。本社の分霊です。

ご利益は多岐にわたりますが、特に「縁結び」のパワースポットとして有名。
良縁を求める多くの方が訪れるのだとか。おみくじをつける場所もハート型でした。

参拝の仕方は「二拝・四拍手・二拝」。これも本社と同じです。
なぜ四拍手なのかというと、幸せの「シ」(四)から、「幸せを呼ぶ」という意味合いもあるそうです。
意外にシャレた理由ですね…。

■千年の杜

さて拝殿をお参りした後は、その左手にある祖霊社をお参りします。
ここは出雲大社の信徒の方々の霊を祀る神社。近くには、この相模分祀を創設した草山貞胤の像もありました。

さらに、その左に進むと、龍蛇神の社があります。
ここは、出雲地方に古来より伝わる龍蛇神様を千年の杜の守り神としてお祀りするところ。

付近は、日本古来の樹木に囲まれた、「千年の杜(もり)」と呼ばれる癒しのゾーン。
湧き水もあって、飲料も可能。「名水百選」にも選ばれたおいしい水です。ペットボトルを持って汲みに来る人も多いのだとか。

この名水が注ぎ込む小川の水は清らかで透き通っています。
メダカやドジョウ・ホタル等が生育しています。この初夏の時期はホタルが舞う時期です。夜の参拝もいいかもしれませんね。

いやぁ、存分に癒されました。喧騒を離れて、千年の杜のパワーをおすそ分けいただきました。
ありがとう、出雲大社相模分祀! ありがとう、千年の杜!

■基本情報

名称:出雲大社相模分祀
住所:神奈川県秦野市平沢1221

アクセス:小田急線秦野駅よりバス5番乗り場

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