東京十社巡り「神田明神」。平将門から銭形平次、ラブライブまで。時空を超えて江戸の町を賑わす神田祭は明日の元気の源!?

今日の夢中は、東京十社巡りの一社「神田明神」へ。正式名称は「神田神社」です。

■神田明神

神田明神は、その名のとおり、千代田区の外神田にあります。
都心の真ん中、神田、日本橋、大手町、丸の内、秋葉原など108の町々の総氏神となっています。

ビジネスの中心部に位置していることもあり、初詣では多くの企業のお偉いさんが、ここ神田明神をお参りに訪れます。

その歴史を見ると、730年頃に大手町近辺に創建されたのが始まり。
その後、平将門の乱(天慶の乱)で敗れた将門の首が、同社の近くに埋葬されると、近辺で天変地異が頻発します。
これを将門の祟りとおそれた人々は、この霊を慰め、同社に奉祀しました。

ですので、ここ神田明神の御祭神は、次の三神となっています。

一之宮に、大己貴命(おおなむちのみこと)。だいこく様。縁結びの神様。
二之宮に、少彦名命(すくなひこなのみこと)。えびす様。商売繁盛の神様。
三之宮に、平将門命(たいらのまさかどのみこと)。まさかど様。除災厄除の神様。

平将門を神としてお祀りしているのが特徴です。
その神威にあやかりたい武将たちに手厚く崇敬され、太田道灌や北条氏綱、さらには徳川家康らに庇護されました。

江戸時代になると、江戸城の表鬼門にあたる現在の地に遷座し、幕府により社殿が造営されました。
以後、「江戸総鎮守」として、幕府から江戸庶民にいたるまで、篤い崇敬を受ける神社となっています。

■こち亀と銭形平次

平将門に徳川家康と、武門の香りも色濃い神田明神ですが、
まさかど様以外にも、縁結びの神様、商売繁盛の神様も祀っていることもあって、いま風な縁起物もあります。

たとえば人気アニメ「ラブライブ!」や「こち亀」とのコラボ。
ゆかりの品々も多数。絵馬も人気のようです。

また、境内には、銭形平次の碑もあります。
銭形平次は架空の人物ですが、小説では神田明神近辺の長屋に住んでいたことから、同碑が建てられました。
ちなみに、脇には小さく、子分の八五郎の碑もあります。

■神田祭

さて、そんな神田明神ですが、江戸三大祭の一つ「神田祭」が有名です。

神田祭の起源は記録文書が残っておらず詳細が不明。
ただ、これだけの大祭となったのは江戸時代以降のこと。

そのきっかけとなったのは、徳川家康の天下統一です。
家康は、関が原の戦い、その前段の会津征伐における上杉景勝との合戦に望んだ折、神田明神に戦勝の祈祷を命じました。
その祈祷のご利益もあって(?)、家康が見事に天下統一を成し遂げたのは周知の通り。
以降、神田祭は、徳川家縁起の祭りとして、盛大に執り行われるようになりました。

その「神田祭」、開催されるのがちょうど、この5月中旬。
ということで、行ってきました!神田祭!

ひと、ひと、ひと。。。
最寄りの秋葉原駅から神田明神に向かうと、もう目の前に神輿の行列が!

世界に誇る電気街を練り歩く、江戸の神輿とハッピ姿の町の衆。
そのコントラストに、少しめまいを感じながらも、それがわが日本の強さかもしれないと、ついには感嘆するに至りました。

さてさて、こんな大混雑ですから、境内に入るのもひと苦労。
社殿にお参りしたい、御朱印をいただきたい。。。
そんな私の願いを跳ね返す、ひと、ひと、ひと。。。。

それでも、次々に社殿に向かう、煌びやかな神輿の姿を見て、それをかつぐ衆の活気ある掛け声を聞くと、不思議に元気をもらえます。
祭りは、神様への感謝を示すと同時に、町の人びとに明日への元気を与えてくれるのですね。

この神田祭、ことし平成29年は、5月11日から17日まで行なわれます。
江戸の祭りは、かくも盛大なり!江戸の町は、いまも元気なり!
ありがとう、神田明神!神田祭!

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