秋田竿燈まつりにいざ出陣!過去最多282本の竿燈が夏の夜空を照らす

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、東北三大祭りの一つ、秋田竿燈まつりです。

■念願の竿燈まつりへ

東北三大祭りの一つ、秋田竿燈まつりが盛大に行われました。
今年は、過去最多となる282本の竿燈が、竿燈大通りを練り歩きます。

1か月前に、秋田に仕事で出かけたとき、偶然、竿燈の練習風景に出会ってから、どうしてもこの祭りを見たいと強く願ってきました。
※そのときの記事はこちら

そしてむかえた竿燈まつり本番。
行ってきました、秋田竿燈まつり!
時間と予算をなんとか都合をつけて、見れるのは1日だけの強行軍ながら、念願の竿燈まつりに行くことができました。

今なお、感動冷めやらぬところですが、気持ちの熱いうちに、皆さんに祭りの盛り上がりのほどをお伝えしたいと思います。

■昼竿燈

竿燈まつりといえば、夜空のもとを提灯をともして練り歩く絵を思い浮かべますが、竿燈まつり期間中、「昼竿燈」と呼ばれる竿燈妙技大会が、日中時間帯に開催されています。

竿燈妙技大会の名の通り、竿燈の技を競うものです。
竿燈の技術を保存させるために戦後から行われるようになったそうです。

団体戦と個人戦があって、直径6mの円のなかで、竿燈の技の安定さや美しさを競います。

こちらは団体戦。予選を勝ち抜いたチームが準決勝、決勝を戦っていました。
団体戦は、それぞれの技ごとに、競技者が交代して演技します。

まずは「流し」。差し手(競技者)が継ぎ足しを足していきます。そして、親指と人差し指の間から15センチほどずらして支えます。

続いて「平手」です。手のひらに高くかざして制止させます。

続いて「額」。竿燈を額に乗せると、両手を大きく開き、足をぐっと踏ん張ります。

次いで「肩」。肩こりに効くかも!?

最後が「腰」。かなりの修練が必要な技。会場が大いに盛り上がります。

観客も「ドッコイショー、ドッコイショー」という掛け声で応援します。

こちらは個人戦。
同じく、流しから、平手、額、肩、腰のそれぞれの技を一人でこなします。

 

時折、風が吹く中、その風を読んで、見事な安定感で美しい技を披露していました。

■夜の竿燈大通り

そして迎えた夜本番。会場は、JR秋田駅から歩いて15分ほどのところにある、竿燈大通りです。
竿燈期間中は、車の通行を規制して、祭りの本会場となります。

18時50分から、竿燈が入場を開始します。
このときはまだ竿燈は寝かせたまま。ただ、囃子太鼓はにぎやかに叩かれますので、会場はがぜん盛り上がります。

19時25分、ついに竿燈の演技が始まります。

竿燈は大きいもので長さ12メートル、重さは50㎏にもなります。
はんてん姿の差し手たちは、それを軽々と持ち上げ、絶妙なバランス感でもって、手、肩、腰で竿燈を支える妙技を披露してくれました。

 

会場からは、差し手たちに元気を与えるかのように、「ドッコイショー、ドッコイショー」のかけ声が響きます。
竿燈の最大の魅力は、演技とお囃子、そして観客が一体となって盛り上がれるところかもしれないですね。

  

折しも、秋田県内は、先の豪雨被害を受けて復旧作業が続いています。
竿燈まつりの盛り上がりが、被災者の方々を少しでも元気づけられるといいですね。

ありがとう、竿燈まつり!がんばろう、あきた!

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